心と体はつながっているということ
「聖なる呼吸」を観てきました
今日は水曜日!多くの映画館で割引料金で映画が観られる日!ということで、ヨガのルーツを辿るドキュメンタリー映画の「聖なる呼吸」を観てきました。
ドキュメンタリーだったので、淡々とした感じの映画で、ヨガを単なるエクササイズくらいに思ってる人にとっては全く響かない映画だと思います。でもそれでいいんじゃないかなって思いました。
届く人にだけ届けば良い。そんな風に考えて作られた映画なのかなと思います。
ヨガを通して見つけたこと
小学校4年生から18年バドミントンをやっていたこともあり、体を動かすこと、運動することはすっかり私の日常です。
ヨガは、社会人になってから始めて、当初は独学でDVD見ながら自分なりにやっていました。(当時は滋賀県にヨガのスタジオなんておしゃれなものはなかったw)
どうしてヨガが好きなのか、と問われると、それはもうとにかく「心地良いから」の一言に尽きます。始めたての頃はポーズを取ることに必死。単に体を動かすだけの運動という感じでした。少し慣れてきてからは呼吸と動きを繋げられるようになって、動いている間の集中とか終わった後の爽快感にやみつきに。
東京の方に引っ越してきてからスタジオに通い始めて、ひとつひとつのポーズに意味があることや、体だけではなくて精神面も健やかにしてくれるという効果があること、哲学の考え方が根底にあることを知りました。
今この瞬間を大切にすること。自分の心と体に向き合うこと。
誰かと競ったりするのではなく、動きを通して自分と丁寧に対話を重ねるという奥深さに夢中になりました。
小さい頃から常に100%のパワーを出しきって、がむしゃらに走るという生き方しかしていなかった私はとにかく休むのが下手くそ。肩の力を抜くということを知らず、そんなこと必要あるのか?くらい思っていました。
若い頃の自分って、ほんとに頑なで頑固でただの意識が高いやな奴だったと思いますw
月並みな言葉ですが、私は、ヨガを始めてから生きるということに対するスタンスが大きく変わりました。
肩の力を抜くことを学んだこと。
事と事の間に存在する「余白」の大切さを知ったこと。
バランス感覚。
いまこの瞬間を大切にすること。
心と体は繋がっていること。
人によって、バランスの取り方やストレスとの付き合い方は違うと思いますが、私はヨガをすることで自分を取り戻せる感覚があって、ヨガと出会ってその思想を知ったことは人生の宝物だと思っています。
お休みせざるを得ない状況になってしまったのも、心と体が繋がっていることを軽く考えて「まだいける、こんなもんじゃない」と無理を重ねたこと、自分と対話することを怠ったことでバランスを崩してしまったから。
ここ数日で、改めて「自分のペースを守る」ことの大切さと、そのための方法を見つけた気がしています。心身ともに健康でいられることは奇跡です。毎日に感謝して、丁寧に日々を重ねていきたいなと改めて思いました。
※ああ、それにしても、早く仕事したい。。(結局私は働くことが好きなんだということも、お休みに入ってよくわかりましたW)